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贅沢すぎる領域

2008/4/21 月曜日

驚きの空間

 

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広大な美術館の2・3階部分は吹き抜け。ガラス張りの天井からは柔らかな自然光が差し込んでくる。回廊から館内を一望する…ただただ贅沢だ。さて、果たして大げさに聞こえるだろうか。横浜・みなとみらいにある横浜美術館のことである。

 

4月11日から開催の「昭和の気品(エレガンス)、横浜の洋画家 木下孝則展」、昨年末開催の現代美術におけるゴス/ゴシックを紹介する『GOTH』展や、その前のシュルレアリスムを扱った展覧会とのギャップには驚かされるところだが…。そんな疑問に対し、次席学芸員の柏木智雄さんは次のように答える。

 

「現代美術に対する理解を促す企画は開館当初からの方針のひとつです。美術に馴染みのない方から造詣の深い方まで、それぞれの知識や関心で楽しめるような展覧会を幅広く企画しようと心掛けています」

 

美術館を身近なものに

 

ここでもうひとつ質問をしてみた。学生が美術館に足を運ばない現状をどのように考えているのか。

 

「美術館は入場料が高いと敬遠する学生さんが多いのでしょうね。最近は美術館側も様々なイベントを用意しています。そういった様々な入口を利用してみるといいですよ」

 

もちろん、その「入口」は横浜美術館にも用意されている。子どもから大人まで楽しめる参加型のワークショップなどをとおし、様々なかたちでアートに親しむことができる。なかでも面白い試みが『アーティスト・イン・ミュージアム横浜』だ。国内外のアーティストが美術館に滞在し、作品の制作過程を公開している。普段は目にする機会のない制作の現場が見られるほか、アーティストとの対話も楽しめる。

 

「周辺の商業施設も充実し、みなとみらい線が開通してからはより美術館へのアクセスが良くなりました。でもこの美術館ができた当初は、周りはまったくの荒野で…。そこに徐々に街ができてきたんです」

 

今も地区の開発は進み、街は日々新しくなる。横浜美術館も日々新しい美術館像を私たちに見せ続けてくれるのだろう。

 

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● 横浜美術館

 

住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
開館時間: 10時~18時、企画展開催中の金曜日は20時まで(入館は閉館30分前)
休館日: 毎週木曜日(木曜日に祝日開館した場合はその翌日)、年末年始(12月29日から翌年1月1日)
問い合わせ: TEL 045-221-0300
         FAX 045-221-0317