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子どもたちが将来に希望を持ち、笑顔で過ごせる世界へ

2008/6/4 水曜日

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今回は、NPO法人「かものはしプロジェクト」の代表・村田早耶香さんにお話を伺った。最近ではテレビや雑誌などでも取り上げられ、活動の輪もますます広がっている村田さんに、活動に至る経緯や、仕事に対する想いなどについて語っていただいた。

 

 

<私にできること>
「この子たちのために何かしたい」。大学2年生の夏に東南アジアを訪れ、現地のNGOを訪問していた時、HIVホスピスでエイズに母子感染した少女に出会った。それが東南アジアで深刻な問題となっている児童買春を目の当たりにした瞬間だった。その時の憤りが消えず村田さんは帰国後も様々な場で問題の深刻さを訴え続けた。彼女のその思いが、現・共同代表の本木さん、青木さんとの出会いをきっかけに2002年7月、「かものはしプロジェクト」という組織を生み出すに至ったのである。

 

<活動内容>
「かものはしプロジェクト」は「親には仕事を、子どもたちには教育を」をコンセプトにしている。IT職業訓練や日本からのIT関連の受注を利用した、より事業的な枠組みを使っての自立支援活動を行い、また、現在では約100人の子どもたちが教育を受けている。「かものはしプロジェクト」は、これからもカンボジアの児童買春問題・貧困問題の最終解決に向けて活動を続けていく。

 

<仕事に対する想い>
ここまで、全てが順調に進んできたわけではなかった。パートナーであるNGOとの関係作りが難しいことや、「かものはしプロジェクト」自体が存続の危機に瀕したこともあった。また、カンボジアは治安が悪く、汚職も日常茶飯事だ。だが、村田さんのモットーは「子どもたちの笑顔を守る」ということ。こうした苦労をしてきた分、子どもたちが楽しそうにパソコンをしている姿を見ている時などは嬉しさも湧き上ってくるのだという。子どもたちの笑顔が村田さんにとっての活動源なのだ。

 

<学生へのメッセージ>
「夢が見つからない、就活期に悩んでいる、という人たちもいるでしょう。でも、自分の興味があることを色々と調べていくと、何となく方向性が見えてきてやりたい事に辿り着くと思う」。と私たち学生にもメッセージをくださった。
――――――真剣な表情で語ってくれた村田さん。多くの子どもたちの笑顔を守るという使命を胸に、今後も命をかけて活動を行っていくだろう。かものはしプロジェクトが手掛けた子どもたちが、いずれ成長してカンボジアの国家を担う人物になるだろうと期待し、その日を楽しみにしていようと思う。
(日本女子大学2年 高野舞)

 

 

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● 村田早耶香 Sayaka Murata

 

NPO法人「かものはしプロジェクト」代表。1981年生まれ・東京都出身。大学2年生の時、NGOのスタディー・ツアーに参加。東南アジアでの児童買春の現実を目の当たりにし、帰国後、大学時代出会った仲間たちと共に児童買春を防ぐため力を注ぐ。2003年に世界のNGOの若手リーダーが集まる世界銀行主催会議に日本から唯一参加。カンボジアを拠点に職業訓練センターでのインターンなど数多くの経験を積んでいる。2005年日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006リーダーシップ部門」史上最年少受賞。
ホームページ: http://www.kamonohashi-project.net/