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四方八方にアンテナを張っておいて!
2008/6/27 金曜日
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●中山桜甫 Ouho Nakayama
兵庫県出身。
茶道、華道の教授免許を取得し、華道の雅号「中山桜甫」を名乗る。銀行勤務の傍らモデル業をこなした後、海援隊、武田鉄矢マネージャーとなる。海援隊解散後退社。
栄養士資格取得後、1984年めだかの学校料理教室を設立、1991年「桜甫本舗」を設立、現在に至る。
『四季のくらし絵教本』ほか著書多数。その他マスコミ、プロデュース業などで幅広く活躍中。ホームページ:http://www.sakuraho.com
今回は、料理研究家・中山桜甫さんにお話を伺った。真剣に話しているかと思えば、突然茶目っ気のある笑顔で笑いを交えながら、料理研究家になるまでの経緯、料理に込める想い、仕事に対する姿勢などについて語ってくださった。
仕事に対する想い
「どんなに小さな事でも人に必要とされる仕事をする事が大事。」と語ってくれた桜甫さん。25歳の時、病気に倒れ余命10年と宣告されたが、その後料理を始めて自ら医者に師事を仰ぎ、栄養士の資格を取る。必要とされる仕事をこなしてゆく中に介護食の改善・改良の必要性に気付く。これまで、実に様々な仕事を経験してきた桜甫さんだが、常にあるのは「大切な誰かのために」従事するという姿勢だ。
桜甫さんと料理
現在力を注いでいるのが介護食や食事療法などの研究。「栄養士はたくさんいるけど、料理を作れる栄養士は少ない。栄養分が足りていても、ミキサーにかけただけの料理なんておいしいわけがないでしょ。食べてくれる人が今日よりも明日元気になってくれるように、明日の来る事が楽しみになるような治療食を」と食べる人の心の中に入っていく料理を追求し続けている。
「仕事も料理も仕上げるのは心。おいしく食べてもらおうという気持ちを持って、心で料理を作るから優しい味ができるの。誰かを想って心で作ったものは料理でも仕事でも、計らずとも人の心に届くはず。」
また、「自分の欲を考えなければ、誰かが導いてくれる。仕事ってそういうものよ。仕事をすることで、自分自身が豊かになれる。」とにこやかに話してくれた。
学生へのメッセージ
「色々な人に出会い、色々な経験をすること。」
それに対して自分はどう思うのか、どう感じるのかを考える事が大事だと言う。
「あとは常に柔軟な頭で、視点を変える努力をする事。もし今迷っているなら、ずっとアンテナを張っていればいいのよ。」
常に必要とされる仕事を追求し、努力を惜しまない桜甫さん。私もこんな風に凛とした生き方がしたいと思った。(青山学院大学4年 高橋華織)
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