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のりこの京都通信☆団体として
2008/7/10 木曜日
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規律や節度を保つこと。そういう教育は大事!
◆学生新聞 特別対談◆
野中広務:平安女学院大学 客員教授
山岡景一郎:平安女学院大学 学長・教授
インタビュアー:頭川 展子(平安女学院大学 研究生)頭川:本日は、対談の第一回目ということで、野中広務先生にインタービューさせていただいて大変光栄です。よろしくお願い致します。
山岡:さっそくですが、野中先生は、京都府船井郡園部村(現南丹市)でお生まれになって、旧制京都府立園部中学(後の京都府立園部高等学校)時代には、剣道に励まれていたのですよね。
野中:はい。剣道は4段でした。
頭川:すごいですね!剣道は難しいイメージがありますが・・・
野中:僕は小学校のときから剣道はやっていましたよ。剣道に限らず、飛び込みなど多くのスポーツに励んでいました。10月から2月に寒稽古もやっていました。そういったことが、体だけでは無く精神的なものに関しての鍛錬になったのだと振り返って思っています。
山岡:素晴らしいですね!そういうところから見れば、今の若い世代は訓練のようなものをあまり受けなくなりましたね。
野中:そうですね。訓練というよりも、今の若い世代の方には団体の生活になじんで、規律や重んじるようなことを重視してほしいです。団体としての規律や節度を保つこと。そういう教育は大事だと思います。
海外では、スイスなど社会に出る前に「職業訓練」を受けさせてから社会に出るようにしていますね。日本でも、そういった制度を取り入れていけば良いのではないかと感じています。山岡:団体としての規律を持つというのは、本当に必要なことですね。
野中:各学校としましても、それぞれの学校の特色を出し、そういう教育を目指しつつ就職にも明るいという学校作りを目指してほしいです。
山岡:今の学生については何かご意見ございますが?
野中:全般的に、今の学生は恵まれていると思います。親に仕送りをしてもらっている人が多いですよね。比べるのもおかしな話かもしれませんが、日本に留学している学生は国費や少ない経費でやりくりしています。
留学生の中には勉強をしたくてもできない人もいる。そういう人たちに就学の助けをしてあげることを社会としてやっていくべきですね。頭川:確かに、日本の学生は全般的に恵まれている気がします。
山岡:最近の野中先生ご自信の活動はどのようなものなのですか?
野中:最近は、京都にある社会福祉法人「太陽の家」の活動を応援させていただいています。この施設は障害者にとって住みよい社会を作るための自主的活動を推進している施設です。この施設では、実際に障害をもっている方々が工場で働き、電子部品の組み立てなどをしています。
そういった方々に接してきて、失ったものを嘆くのではなく、あるもの活かして生きていくひたむきさに大変感銘を受けました。
これからも、自分が活動できる限り、この施設の応援に励みたいと考えています。山岡:「失ったものを嘆くのではなく、あるものを活かして生きる」。素敵な言葉ですね。
今日は本当にお話をお伺いできて嬉しかったです。頭川:本当にありがとうございました!
● 野中 広務 Nonaka Hiromu
平安女学院大学 客員教授1925年京都府生まれ。旧制・京都府立園部中学校卒。
‘51年より園部町議会議員(3期)、同町長(2期)、京都府議会議員(3期)、京都府副知事を経て、’83年衆議院議員に初当選する。その後、建設政務次官、衆議院逓信委員長、自由民主党総務局長、衆議院建設委員長を歴任。‘94年自治大臣・国家公安委員長に就任する。’95年より自由民主党幹事長代理を務め、’98年国務大臣・内閣官房長官に就任する(沖縄開発庁長官兼務)。
2000年自由民主党幹事長、2001年同党総務を務め、2003年10月10日衆議院解散をもって、政界を勇退。現在は、平安女学院大学客員教授などのほか、日中友好協会顧問など多数役員を務めている。
● 山岡 景一郎 Keiichirou Yamaoka
1930年 生まれ。立命館大学経済学部卒業。現在、平安女学院理事長・院長・学長。
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