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ワインが人と人とを繋ぐ

2008/7/15 火曜日

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● 林 麻由美 Mayumi Hayashi

 

JSA認定シニアソムリエ、日本酒利酒師。ワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」「糸山政経塾」でワインサロン講師を務めている。
青山学院大学卒業後、勤務した会社でワインの素晴らしさを知る。その後、大学院で『書におけるブドウとワインの役割』という論文を執筆。
一日一本空けてしまうほどのワイン好き。
ブログ「レ・サンス・ド・グラン・ヴァン」で個々の生活に沿ったワインライフを提案している。

 

 

華やかなピンクのジャケットを羽織り、美しく品の良さを漂わせているこの女性は、ソムリエの資格を持つワイン講師の林麻由美さん。林さんは客室乗務員時代に、ワインについて学んだ際、ワインの魅力にひきこまれた。

 

「ワインは人と人がお話をするのにとっても良い飲み物なんです。ワインを飲む会だと皆さん節度があります。そして、装いが華やかになるので、特に女性は楽しいと思います。男性もマナーが身につきますね。選ぶワインから知性も伺えます。」

 

ワインには特別感があり、特に女性はウキウキする。ワインは女性にとっても合うものだと語る林さんの瞳は輝いていた。一方で、ワインに詳しい男性を見ると、魅力的だと感じるという。

 

林さんの元へ訪れる生徒の多くは、プロではない一般の女性。
「ここに来ている多くの方にとって、ワインは分析するものではなくファッションのようなものなんです。ある意味必要のない嗜好品。綺麗なものが好きな人が集まっていますね。」

 

教える立場として、林さんは生徒のニーズを感じとり、実践することを重要視している。生徒は大学のように単位がほしくて来ているのではないので、楽しいかどうかを重視しているそうだ。

 

女性の多いクラスでは「生活に根ざす」をテーマに、料理にワインをどうあわせるか、パーティの時にどんなワインを持ってくるかなど、女性ならではの内容を提案している。一方で男性中心のクラスでは、生活に直結しないような専門的なことを教えているという。

 

「今後は新しい講座をどんどん増やしていきたい。今年から高級レストランでワインを飲む講座を始めたのですが、最初は高くて生徒さんが集まらないかと思いましたが、キャンセル待ちが出るほど反響が良かったんです。」

 

お洒落な大人が集まるその講座は、一種のパーティのようなものだという。講座が人脈を作るための場にもなっているようだ。林さんは、新しい講座を増やすことで、生徒たちにワインを楽しみながら人と人とが繋がり合える場をどんどん提供していきたいと語る。ワインが人と人を繋いでいく可能性、素晴らしさをぜひ感じてほしいと、林さんはいつも願っているという。

 

(学習院女子大学3年 井上麻里絵)