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今月の一本!「明日への遺言」
2008/4/4 金曜日
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監督:小泉堯史
出演:藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン、西村雅彦、蒼井優、田中好子ほか
3月1日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて公開第二次世界大戦終了後、元東海軍司令官・岡田資(たすく)中将は、名古屋空襲時における一般民衆への無差別爆撃を実行した米軍搭乗員処刑の罪に問われ、B級戦犯として裁判にかけられた。
岡田中将の裁判を実施するのは戦勝国アメリカ。
岡田中将は、自己の信念を曲げることなく、すべての責任は指令を下した自分にあると主張。
法廷闘争を法における戦い「法戦」と呼び、飽くまで戦い抜こうと立ち向かった。
部下を守り全責任を負う覚悟を見せる岡田資中将の潔い姿は、次第に、敵国の検事や裁判官をはじめ法廷内にいるすべての人を魅了し心動かしていく。そして、判決が下る――。
岡田中将が命を懸けてまでも伝えたかったこと、守り抜いたものとは何だったのか――。感想
最近、連日のように企業の不祥事が話題になっていたけれども、 やはり最終的な論点は「責任の所在」だ。
責任を取らなければならないのは誰か、 そして、その不祥事が起こったのはどうしてなのか。
その観点を抜かしてただ「謝るだけ」の上司や、「責任を部下になすりつけよう」とする上司が増えているこのご時勢、 映画に登場する中将のように「責任は取るが、同時に原因究明も忘れない」存在は非常に貴重だ。
今後、社会で働く管理職の人々に、彼の姿を観て、 自分たちのあり方を再考してほしいと痛感させられた。
戦争映画は、「重い」とか「歴史モノは苦手」、「説教くさい」と思って苦手意識を持つ人は多いかもしれないが、そうやって避けて通るには惜しいほど見所ある一本だった。
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