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今のやりたいことは「演技すること」です

2008/4/15 火曜日

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人生で常にやりたいことがはっきりしていました

 

‘05年に映画『蝉しぐれ』でデビューし、昨年は佐藤江梨子主演の映画『腑抜けども、悲しみの愛をみせろ』で内気な妹役を好演し、若手女優のホープとして大注目されている佐津川愛美さん。今年20歳を迎え、女優としても、女性としても円熟味を増してきた彼女に、今回お話を伺った。

 

 

――中学時代に東京に遊びにきていたときに、たまたまスカウトされたのが芸能界入りのきっかけだそうですね。

 

そうなんです。それまでは、芸能界にほとんど興味はなくて。でも、芸能界って華やかだし、『高校生活を東京で送れるんなら』と思って、そのまま芸能界入りしちゃいました。初めは結構軽い気持ちだったんですよね(笑)。

 

――でも、昨年は『腑抜けども~』でカンヌ入りも果たし、現在でも多数の映画出演が続いていますが、演技に目覚めるきっかけはなんですか?

 

ひとつには昨年高校を卒業したことが大きいです。実は昨年は大学に行くかどうかですごく悩んだんです。でも、結局大学には行かずに、仕事に力を入れることにしたんですが、それでなにかふっきれた感があって。とにかく今は「演技に集中したいんだ!」という自分の気持ちが明確になりましたね。

 

――演技をする上で、一番佐津川さんが大切にしていることはなんですか?

 

演技はとにかく気持ちが大事。佐津川愛美自身としての私の感情がコントロールできてないと、いい演技ができないんですよ。自分の感情や考えが、演技している最中にも浮かんできて、集中してキャラクターになりきれないんです。だから、とにかく演技をする前には、私本人の気持ちを落ち着かせるようにしています。

 

――役作りとかで気をつけていることは?

 

実は私、そこまで自分自身での役作りってしないんです。というのも、私が役作りをしていって勝手なイメージを持って現場に行っても、監督さんやほかの方とのイメージが異なっていたら、それは変えなきゃいけない。だから、できるだけ監督のイメージに近い役柄像を作れるように心がけてますね。

 

――お話をお伺いしていると、目標が常にはっきりしている方なんだなという印象を受けるんですが……。

 

そうですね。私は幸せなことに、これまでの人生で目標がはっきりして、常にそれに走ってきたんです。例えば、小中学校時代はずっと新体操に打ち込んでいて。その際の目標であったジュニアオリンピックに出場して、なんとなく新体操は落ち着いたんです。そこで次にきたのが演技で……。またなにか別なことに興味を持ったらそっちに走るのかもしれませんけど、今はとことん演技に集中したいと思っています。

 

――それでは最後に大学生へのメッセージを御願いします。

 

私は大学にいきたかったけど、結局いけなかったんで、大学生の方ってすごくうらやましいです。でも、大学にいけるという環境があることはすごく恵まれていると思うので、ただなにもせずに「なんとなく」過ごすんじゃもったいないので、思いっきり友達と遊んだり、日々を満喫して欲しいですね。

 

 

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● 佐津川愛美

 

1988年8月20日生まれ。静岡県出身。‘05年に映画『蝉しぐれ』でデビューを飾り、以来、映画や、ドラマなどに多数出演。昨年、カンヌ映画祭にも出品された、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』では、第50回ブルーリボン賞に、助演女優賞と新人賞にダブルノミネートされる。現在公開中の映画『奈緒子』でも、陸上部マネージャーとして出演中。